23:2人でごはん
「…静かだな。」
「だって二人しか居ませんからww」
「…しかしよく食うなお前は。」
「だって育ち盛りですから。神田も食べますか?」
「こっちはお前見てるだけで胃が凭れそうだ。」
「そうですか?こんなに美味しいのに〜、、」
「ラーメンの中にカレーとかグラタンとか白飯とかドカスカ入れた得体の知れない物なんか食えるかよ。」
「失礼な!そんな汚い物食べませんよ!ちゃんと分けて食べてますよー!」
「…お前の腹の中想定して言ったまでだ。」
「ギャア!!変態ッッ!!」
「何でそうなる。きっとお前はそうやって一気に食うからいつまでもモヤシなんだよ。」
「なっ…!モヤシって言わないで下さいー!!!」
「モヤシ」
「ギャー!!神田の馬鹿ー!」
「モヤシモヤシモヤシ」
「…もう、モヤシでいいですっ」
「じゃあ襲うぞ。」
「…ブハッ!な、何言ってるんですか!!?」
「…フ」
「…な、何笑ってるんですか!?」
「いや、かわいいなと思って。」
「…馬鹿っ//////」
昼下がり、食堂の中にこだまする二人の声。
とっくに食べ終わってるのに、二人は食堂から出ようとしなかった。
後書き
結構甘く目指してみたつもり。
ちょっと神田崩しすぎたかもしれません。つーかアレンが子供過ぎる。
まあ、日比谷の中で神田とアレンはこうなんだーとでも哀れみの目で見てやってくださいな。
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